ジャニーズ事務所から独立したタレントたちが所属する新会社が、今年の大みそかに東京ドームでカウントダウンコンサート（カウコン）を開催することを目指していることが明らかになった。新会社の社長には、コンサルティング会社「スピーディ」の福田淳氏（58）が就任する見通しで、カウコンの開催は彼の判断に委ねられるという。
カウコンは、ジャニーズ事務所の恒例イベントで、毎年多くのファンが集まる人気の舞台だった。しかし、今年はジャニーズ事務所との契約を終了したタレントたちが新会社を設立することになり、カウコンの行方が注目されていた。新会社はSMILE―UP.という仮称で活動しており、10月31日に新会社の社名を公募した。公募ページには、社名案とその理由を記入する欄があった。公募された案は集約されて検討される予定で、近日中に新会社名が発表されるという。
レコード会社関係者によると、カウコンは最終的には新社長の福田氏の判断次第だという。福田氏は、ジャニーズ事務所と対立していたタレントたちの支援者として知られており、彼らの活動をサポートすることに熱心だという。カウコンを開催する場合は、例年通りテレビ中継はなく、生配信もあり得るという。カウコンはプラチナチケットと呼ばれるほど人気が高く、ファンからの期待も大きい。
新会社がカウコンを開催できるかどうかはまだ不透明だが、ジャニーズ事務所から独立したタレントたちが新しいスタートを切るための一歩となることは間違いないだろう。