近畿大学の剣道部に所属する男子大学生が、別の部員に暴行を加えたとして傷害の疑いで逮捕され、暴行を受けた部員がその後死亡したことがわかりました。逮捕された学生は法学部3年生で21歳であり、死亡した男子学生も同じく法学部3年生で21歳でした。会合には、法学部の3年生(21)、2年生(20)、2年生(19)、2年生(19)の計6人がいたということです。大学の調査では、20歳未満の学生が飲酒していたことも明らかになりました。警察は逮捕された同級生の行為と、死亡との因果関係については明らかになっておらず、捜査していると説明をしています。近畿大学では2017年にも飲酒事故で学生が死亡していました。そのため近大では、新入生に飲酒マナーに関するガイドブックを配布したり、警察の協力のもとで飲酒マナーや、注意喚起に関する講演会を各学部ごとに行っていました。こうした取り組みの渦中で新たに発生したことに対し、近大は「重く受け止め、事実究明と再発防止に取り組む」としています。
この問題に対してネットでは、「個人の問題だ」「大学側が謝罪しなければいけないのはおかしい」「じゃれあいが発展したのなら殺人というよりは事故」などの声が上がっている。