アメリカのメーン州ルイストンで25日夜(日本時間26日午前)、ボウリング場やバーなどで相次いで銃撃事件が発生し、少なくとも16人が死亡し、数十人が負傷した。
警察によると、犯人はマシンガンのような自動小銃を持ち、無差別に発砲したという。警察は犯人の写真を公開し、身柄の確保に全力を挙げている。現場周辺では警察や消防の車両が続々と出動し、騒然とした様子が伝えられた。
警察は住民に対し、鍵をかけて屋内にとどまるよう呼び掛けている。また、現場付近の学校や公共施設は一時閉鎖された。
この事件はアメリカで今年起きた銃撃事件の中でも最悪のものとなった。アメリカでは銃規制に関する議論が続いているが、なかなか進展しない状況だ。バイデン大統領は事件を受けて声明を発表し、銃暴力に対する決意を表明した。