大阪府警は10日、SNSで知り合った男性に「死ね」などと5600回以上メールを送り続けたとして、ストーカー規制法違反の疑いで、大阪府堺市に住む公務員の居町由美子容疑者(50)を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、今年7月、群馬県内の30代の男性に対し、「死ね」「卑怯者」などとメールを67回送ったことによる。居町容疑者は容疑を認めているという。
警察によると、居町容疑者と男性は、3年前にSNSで知り合い、今年2月に1度だけ会ったが、その後は連絡を絶たれたと感じたという。それから7月から10月半ばまでのおよそ3カ月で、5600回以上も同様のメールを送り続けたという。
男性はメールの内容に不安を感じ、警察に相談した。警察は、居町容疑者のメールが男性の精神的な安全を脅かすものであると判断し、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕に踏み切った。
警察は、居町容疑者が他にも同様の行為をしていないか、調べている。