元迷惑系YouTuber「へずまりゅう」こと原田将大が、エンゼルスの大谷翔平が全国2万の小学校に野球用グローブの寄付を表明したことに便乗し、母校へ野球用具のセットを寄付したことを明らかにした。しかし、日頃の行いの悪さのためか、ネット上では「ちょっと見直した」「貰う側にも選ぶ権利があります」と賛否が分かれる反応となっている。
へずまりゅうは9日、大谷の寄付に対してX(旧ツイッター)で「20000校に対して各3つのグローブしか寄付しないって…貧乏すぎだろ。野球は9人でするもんだろ?」と、いつもの逆張り投稿をした結果、炎上。批判を受けて12日、Xに「大谷翔平が寄付するよりも先に母校の生徒に野球セットを寄付しました。元迷惑系に13万円の出費は痛かったぜ」と発表。ポジション別のグローブ、バット、ボール、自分のサインを送るとつづった。
珍しい善行に、フォロワーからは「たまには良い事するやんけ。ちょっと見直したぜ」「やらない善よりやる偽善。俺はこの行為は褒めたいと思う」と称賛する声もある。一方で「貰う側にも選ぶ権利があります。大谷翔平さんのグローブ使いたいはずです」「一番の恩返しは母校と呼ばないことやん」「“匿名”が良かったんじゃないか?」などと厳しい声も相次いでいる。
へずまりゅうは、過去にも様々なトラブルを起こしており、2019年には「迷惑系YouTuber」として逮捕されたこともある。その後、謹慎を経て復帰したが、相変わらず炎上を狙った投稿を続けている。今回の寄付は、本当に善意からのものなのか、それとも自己宣伝のためのものなのか、見極める必要があるだろう。