X JAPANのベース・HEATHさんが、がんのために亡くなっていたことが、11月9日(木)発売の『女性セブン』の取材で明らかになった。55歳だった。メンバーには事前に知らせることができず、リーダーのYOSHIKIは緊急帰国してHEATHさんとの別れを惜しんだ。

HEATHさんは、今年に入ってから体調不良に悩まされていた。医師の診断でがんが発見されたが、その時にはすでに末期だった。10月下旬に息を引き取ったが、闘病のことはメンバーにも秘密にしていたという。関係者は「あまりに急で、みんなショックを受けています」と話す。



X JAPANは、2018年以降、メンバー間の確執や契約問題などで活動を停止していた。しかし、HEATHさんは常に活動再開を願っており、ファンとの交流も続けていた。HEATHさんの死去により、X JAPANの再始動の可能性はさらに遠のいた。

YOSHIKIは、11月3日に「身内に不幸があり、自分の判断で急遽日本に戻って来ました」とSNSに投稿した。その後、喪服姿の写真を公開し、「HEATH、ありがとう。君はX JAPANの一員だ。君の音楽は永遠に生き続ける」と追悼のメッセージを送った。他のメンバーも、それぞれのSNSでHEATHさんを悼んだ。

HEATHさんは、1992年にX JAPANに加入し、華麗なベースプレイでファンを魅了した。代表曲には「Rusty Nail」「Forever Love」「ENDLESS RAIN」などがある。X JAPANにとって掛け替えのない存在だったHEATHさんの死は、日本のロックシーンに大きな悲しみを残した。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です